ベンツ W124 バッテリー上がる…
修理事例
ベンツの中のベンツ?
W124型 300E-24V
名機です。
定番のオイル漏れは仕方ないですが…
今回は、バッテリー上がり。
ベンツ純正バッテリーが完全に干上がってました…
一ヶ月は動かしていないとのこと。
旧バッテリーは、4〜5年経過してました。
迷わず、ボッシュのシルバーXに交換。
その翌日…
また完全に干上がってますよ…
バッテリー劣化だけじゃなく、他に原因があったもよう。
干上がった新品バッテリーをCTEKチャージャーで、1日かけて満充電。
このCTEKチャージャーは、AGMバッテリーには必須品。
もちろん今回のような普通のバッテリー充電も出来る。
で、本題。
ケーブルを接続し、暗電流測定。
4A以上⁉︎から、徐々に安定してきて、だいたいこれくらいの数値。
3.6A…
わお
は〜い!理科の時間ですよ〜
W=VA ですね〜
忘れた?(笑)
電力=電圧✖︎電流 ですよ?^_^
まあざっとで、12V ✖︎ 3.6A = 43.2W
これだけの電力は、丸一日中、ブレーキペダルを踏んでやったら、これくらい消費します。やるとなると大変ですね。(笑)
で、真っ先に疑われたのが、オルタネータ。
すでに発電力は、11Vしか無かったですし…
オルタネータのB端子を外して、再度、暗電流測定。
一気に下がりました。
レンジを変えて…
22mAです。
原因は、やっぱりのオルタネータでした。
内部の整流ダイオードが逝ってらっしゃいます。
もちろん正常なオルタネータを繋げれば、数値は上がりますよ。旧車だし、1A以上は上がるでしょう。
オルタネータは高いです…10万はかかります…