クラウン155 エンジン不調
修理事例
クラウン155 のエンジン不調です。
エマージェンシーモード突入で、アクセル踏んでもエンジン回転は上がりません。
ダイアグのチェック
ん〜、O2センサーはどうでもいいけど、残りのコードは…やばい?
アクセルセンサーの単体点検を実施、サーキットテスターの数値は、修理書に記載の規定値内だ。
のちにそれが間違いの原因になろうとは…
アクセルセンサーに問題無ければ、エンジンコンピューター不良の判断らしいので、中古コンピューターに交換。
この時代はまだイモビライザーが入ってないから、中古が使える。
しかし、しばらくすると再発…
コードは、P1121… おいおい…
アクセルポジションセンサーを再度点検するしかない。
Vc-E2間はやっぱりOK
Vc- VPA間は可変抵抗、アクセル開度で滑らかに抵抗値が変化する。やっぱりOK
Vc- VPA2間も可変抵抗、滑らかに変化しているが、ある位置になると、絶縁になる場所を発見!マジかよ…でも問題無い時もある…
俺もボケたな。これくらい気付くはずなのに…
修理書の指示通りに点検してたけど、スロットル全閉時と、全開時の電圧変化しか記載がなくて、その途中が犯人だったよ…
そもそも最初に、デジタルテスターで点検していたのが悪かった。数字でしか表示しないからね。
オシロまで持ち出さなかったからなぁ…発見できたかも?
アナログテスターなら変化を針ですぐ発見できただろうに…
高額な新品のスロットルポジションセンサーの数値を測定してみたら、当たり前だが、さすが新品の反応だった。
まだまだアナログ万歳だ。