オデッセイRB3 ABSとVSA警告
修理事例
ホンダ オデッセイRB3
ABSとVSAの警告灯点灯修理です。
前回、ディーラーさんにて点検修理後、やはり警告灯が再点灯してしまい、ディーラーさんではもうこれ以上出来ないと通告されたそうな。
で、ダイアグの点検をしたところ、どうやらABSの車速センサーの不具合的な表示。
しかし前回、ディーラーにて新品のセンサーに交換されている。
おやおや?どういうこと?
故障履歴の消去忘れ?
消去しても走行させると、やはり同じ故障コード…
センサーからABSコンピューターまでの配線の不具合かなぁ〜?
いや、よく見ると、断線とは表示していない。
波形の欠落?
オシロで見ると確かにおかしい。(画像が消えてる!)
ABSセンサーの相手側、つまりハブ側に秘密があるな。と感じ、ハブ分解。
大正解でした。
センサーの読み取り部分が削れてます。
しかし何故?
まぁ私の憶測ですが、削れ方が、どう見てもドリルによるもの。
何故か?
車両下廻りのサビから察すると、ABSセンサーの交換時に、センサーの固定ボルトが固着していて、ボルトが折れてしまった。
折れ残ったボルトの撤去のために、ドリルで穴を開けます。
その時に勢い余って、ドリルの刃がハブを傷つけたんでしょう。
憶測ですし証拠も無いけど、それ以外にこんなきれいな傷は付けれない。
新品ハブに交換後は、不具合もなくなりました。
しかし…波形の欠落って出てたんなら、修理書が無くても想像つくんだけどなぁ?なんで見捨てたんだろ?